
風疹は発熱、発疹、リンパ節の腫れを主な症状とする急性ウイルス感染症で、三日ばしかともよばれます。三日ばしかの名前の通り、麻疹(はしか)に比べて症状は軽くすみますが、妊婦が妊娠初期にかかると胎児に影響がでて先天性風疹症候群(先天性心疾患、白内障、難聴、発達の遅れなど)を発症するリスクがあります。
首都圏を中心に成人での風疹が流行していますが、愛媛県でも風疹の報告が認められます。当院でも任意(自費)での風疹ワクチン接種を行っておりますが、現在全国的に風疹ワクチンが不足していますので下記の方には麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)をお勧めしています。
1. 妊娠を希望する、もしくは妊娠する可能性が高い方
2. 妊婦もしくは妊娠希望者の夫、家族の方
注意点としては、妊婦は接種できないこと、接種後2ヶ月は避妊が必要であることなどがあります。
接種料金は、風疹ワクチン4,500円、麻疹風疹混合ワクチン(MRワクチン)8,000円です。風疹ワクチンが充分供給されるようになったらすぐにお伝えします。
ワクチン接種は予約制になりますのでお気軽にお問い合わせください。
風疹に関する情報は下記サイトを参照してください。
厚生労働省ホームページ>風疹について
国立感染症研究所>風疹
スポンサーサイト